AM造形コラム② 組付け〜勘合部品〜

前回は一体造形についてご紹介しましたが、今回は勘合部品の組付けについてご紹介します。組付けは①既製品や別工法で作られたものに対してAM造形品を組み付けるパターンと、②どちらもAM造形品で作られたものを組み付けるパターンです。両社は概ね同じ方法で勘合調整ができます。

今回は①トライ造形でデータのクリアランス調整をする ②後加工を行うことで嵌め込む の2パターンをご紹介しました。「3Dプリンターはなんでもできるもの」という認識がある方もいらっしゃいますが、実際には3Dプリンター(AM造形機)も他の工法と同様にノウハウによる工夫が必要になります。即ち導入すれば終わりではなく、導入してからがスタートです。試行錯誤しやすくリードタイムが短いのがメリットなので、色々試したいというときには活躍すること間違いなしです。